営業部門紹介

「痒いところに手が届く」しのはらブランド

しのはらは2012年に、米国オハイオ州デイトンに子会社SPMEを設立しました。以前より北米各地へ進出されているお客さまからのご依頼によって、当社のサービスエンジニアを現地へ派遣しておりましたが、SPMEという基盤を築いたことでより緊密なサポートが可能となりました。もちろん、北米以外の世界各地に対しても、これまでどおりのサービスをご提供しております。『日本人エンジニアによる日本語での日本的なサービス』これが私たちのポリシーです。

海外に生産拠点を設けられたお客さまの多くが、日本との商慣習の違い、サービスについてのモラルの差、コミュニケーションギャップなどにお悩みになっていらっしゃいます。とくに設備移設など大掛かりなプロジェクトではタイトなスケジュールとなるため、わずかな停滞でも大きな遅延へと拡大してしまいます。また、ライン稼働後の不具合が生じた際も、海外業者では「阿吽の呼吸」で対応するサービスがないため、意思の疎通だけで手間をとられてしまいます。その点、しのはらならば、日本とまったく同様の「痒いところに手が届く」サービスを世界中のどこへでもお届けできます。

生産方式だけではなく、メンテナンスにも「Just in time」を

日本的なモノづくりの思想「Just in time」すでに世界の生産現場を席捲しています。ただし、それは生産計画・生産工程のレベルであって、残念ながらメンテナンスにまでは及んでいません。装置に不具合が生じてから直すという応急処置があたりまえなのです。当社が提唱しているプリベンティブメンテナンス(事前予防)を導入すれば、不具合が生じる前にその原因を取りのぞくことができますし、もし不具合が生じても最小限の手間でリカバリーができます。一般に、日本からの物理的距離があるほど、不具合が生じたときの解決にも時間がかかると言われます。しかし、当社のプリベンティブメンテナンスは、そのタイムラグをなくすことができます。

たくさんの業務を抱えた日本人マネージャーの相談役

日系企業の海外生産における主流は「現地化」です。できるかぎり現地の労働力を活用して、地域に根ざした運営をおこなう。それによるメリットもありますが、そのぶん管理者にかかる負担も多大です。日本から慣れない土地に赴任して、多岐にわたる仕事を少人数でこなさなければならない。そんな忙しい日本人マネージャーを、しのはらは全面的にサポートいたします。当社のサービスエンジニアはメンテナンスに関することはもちろん、生産全般について知識がありますので、なんでもお気軽に相談ください。

事業戦略としての海外展開ではなく、そこにお客さまがいるから

機械技術の領域のみならず、多くの業界において「日本国内市場が縮小傾向にあるので海外市場の開拓を」と強調されています。しかし、しのはらはこのような考え方はしません。事業戦略的に市場を求めるのではなく、当社のサービスを必要としてくださるお客さまがあればそこへ出向いていく。この姿勢は、日本国内であっても海外であっても変わりがありません。ひとつひとつの案件を完結させ、お客さま一社ごとにご満足いただくことが、私たちの存在意義だと考えます。ですから、国内と同様、海外においてもメディアを用いた宣伝やプロモーションを仕掛けたりはしません。実績を持って評価いただくのが、しのはらの矜持です。

若手エンジニアの経験値も高まる

SPMEは北米における当社サービスの前線基地であると同時に、実践的な研修の場でもあります。当社は、経験と勘に頼っていた旧来の職人的メンテナンスではなく、知的情報の蓄積とトレーニングによる高度に標準化されたメンテナンスを旨としています。すべてのサービスエンジニアに若いうちから国際経験を積ませることも、当社が力を注いでいるトレーニングのひとつです。海外の現場で得たものは、本人にとっての経験値にもなりますし、それを日本に持ち帰って社内へ展開するので共有財産にもなる。さいわい、当社の若手エンジニアは「国内海外問わず多くの現場を経験したい」という意欲が強い。彼らの今後の躍進によって、お客さまにはよりキメ細やかなサービスをご提供していきます。

代理人を介さず、すべて自社が責任をとるビジネス・スタイル

SPMEを軌道に乗せるまでは手探りの連続でした。日本の技術会社が海外へと打って出るとき、商社と提携しておこなうのが一般的です。キメ細かくマーケティングをして計画を作り、現地へのプロモーションを展開するというやり方ですね。しかし、代理人が介在させるビジネススタイルをとってこなかった当社は、海外でもそれを貫きました。網を投げるような市場開拓をめざすのではなく、顔の見えるお客さまの要望にひとつひとつお応えするのが当社の流儀なので、それで充分なのです。また、自分たちが提供するサービスに責任を持つうえでも、代理人方式はふさわしくないと考えています。

SPME発足後のおよそ2カ月間、私はアメリカに滞在しました。お客さまの担当者と二人三脚になって、生産の現状把握、今後の計画、備品の在庫をどう持っていくかの検討などを進め、現場に出向いては現地採用のワーカーと親密にコミュニケーションを取りました。日常会話よりも技術的な会話のほうが通じやすく、そこから仲間意識も自然と醸成されましたね。日本での案件では、お客さまとの意思疎通は自然とできるのですが、海外に出ると言葉の違いがあるため意識的にならざるを得ない。そのおかげで、この仕事の原点を再認識できました。

ひとつひとつの実績がつながって線となり面となる

アメリカで当社のサービスをご利用いただいた日系企業のお客さまがたいへん満足してくださり、「日本の生産現場でもしのはらさんに頼みたい」とご依頼くださるケースも出ています。逆輸入と言えばいいのでしょうか。点(ひとつの案件)で終わるおつきあいではなく、点がつながって線となり、その線がやがて面への発展していく。そのような関係が国際的にも築けるのが、メンテナンスという業務なのだと痛感しています。

しのはらはメンテナンスにおいてカルテ(点検表)を作成し、その装置の経過を記録します。そのデータに基づいて、将来的に不具合が生じる時期や箇所がある程度予測できるのです。こんな例もあります。アメリカのお客さまの生産ラインで不具合が生じ、SPMEに依頼が入りました。サービスエンジニアが駆けつけると、そのプレス機械は日本から移設したものだと判明。さらに調べてみたところ、日本にあったときに当社がメンテナンスをした装置でした。もちろん、その履歴はすべて残っています。この履歴が修理に役立ったのは言うまでもありません。

あらゆるメーカーの装置に対応可能

私は群馬県高崎と愛知県刈谷のふたつの営業所を統括しています。このうち刈谷は自動車産業のお客さまが多く、生産の海外移転も活発です。たとえば数年前に、油圧プレス装置5台をアメリカに移設する案件がありました。お客さまはまず、当該プレス装置を製造したメーカーにあたられたのですが、そのメーカーはアメリカに拠点がありませんでした。見知らぬ現地の業者に頼むのは不安とのことで、しのはらに相談が寄せられたのです。

当社にはプレス装置4000機種を網羅したデータベースがありますし、社内の「設計部門」「製造部門」が連携して、あらゆるプレス装置の部品を作ることができます。どんな不具合に対して迅速かつ的確に対応が可能。すなわち、お客さまにとっては安心して任すことができるパートナーになります。油圧プレス移設の案件も、支障なく完了することができました。この実績をきっかけとして、その後、同じ系列の自動車関連企業へもご提案をし、いくつか新しい案件を手がけることになりました。

ターンキー・コントラクターとしてトータル・ソリューションをご提案

アメリカ以外の案件も枚挙にいとまがありません。私がとくに印象に残っているのは、オーストラリアにおける、大手日系カーメーカー工場のプレス設備オーバーホールです。単に台数が多いだけでなく、製造された国も年代も異なる多様な装置が混在していました。私たちは2年がかりの長期オーバーホール計画を策定。やり遂げたときには大きな達成感がありましたね。また直近では、ベトナムやメキシコで新しい生産拠点を立ちあげるという案件でオファーをいただいています。

「海外で頼れる修理業者がほかにいないから、しのはらに頼りたい」というご要望がある一方で、「まったく新しい製造拠点を立ちあげるので、計画段階からアドバイスしてほしい」という引き合いもいただいています。これこそ、当社がもっとも得意とするところ。技術力、開発力、情報力、提案力を駆使して、長期にわたるトータルソリューションをご提供いたします。

しのはらプレスサービス株式会社 本社/工場 〒273-0016 千葉県船橋市潮見町34-2 TEL.047-433-7761(代) FAX.047-433-7706

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