お客様事例2

海外戦略の“質”を変えた自動化ソリューション(代表取締役社長 山中 雅仁様)

当社は鍛造金型メーカーとして“塑性加工のトータルソリューション”という理念の基、企業活動を続けて今年で50年目を迎えるのですが、しのはらプレスサービスという企業は当社のこの理念と非常に近いものを持った、パートナー企業であると考えています。

これまでプレス設備の保全だけでなく、自動機(トランスファーフィーダや多関節ロボット)の開発・取り付けを国内外を問わず実施して頂くなど、とても幅広い分野のプレスメンテナンスにおけるソリューションを提案して頂いています。
特にお世話になっているのが、当社の海外戦略の要となっているプレスラインの自動化システム導入関連についてです。

当社が本格的に海外進出を始めたのが2002年設立の山中合金(寧波)有限公司だったのですが、ここにもしのはらプレスサービスさんがメンテナンスをして自動機を取り付けた生産設備が数多く並んでいます。
実を言うと、中国工場の設立以前は海外戦略の主軸を“(安い)人件費”だと位置付けていました。しかし、歴史から学べばいずれ人件費が高騰するであろうということは明白であり、この頃からお付き合いのあるしのはらプレスサービスさんもまったく同じ考え方でした。
お互いに意気投合して、しのはらプレスサービスさんから頂いた提案が“既存設備の自動化ソリューション”だったのです。その後、5年の歳月をかけて中国工場に次々と自動機を導入していきました。

結論を言えば、このソリューションは大成功を収めたといえます。ご存じのとおり、現地の人件費は今も高騰を続けており、大学卒の就職率が30%程度にとどまっている現実の中、中国工場では生産量が従来の3倍に伸びつつも、人件費は安定を保ったままです。2011年に設立したタイ工場(OEI YAMANAKA CO., LTD.)でもこの時の経験を活かして、さらに計画的に自動化を進めることで品質・量・納期とあらゆる面において安定した製品供給体制を目指します。

取引回数を重ねるごとに深まる信頼と実績(ソリューション事業部部長 山本 忠司様)

しのはらプレスサービスさんとのお付き合いは2002年にさかのぼります。当社が使っていた鍛造用のプレス電装関係の不具合を見て頂いたのがきっかけでした。

いわゆる中古状態のプレスでしたので不具合は起きるものという認識で、当時はとりあえず動けるようにしてくれれば…という思いで工事をお願いしていました。しかし、しのはらプレスサービスさんの電気改修は既存の制御部品を完全に撤去して、オリジナルの電気制御盤を構築・組み付けるメーカー顔負けの工事をしてくれました。 それがきっかけでしのはらプレスサービスさんの凄さを知ったわけなんですが、そこからお付き合いを徐々に重ねることになって、気が付いたらもう10年以上が経過しているんですね(笑)

私が一番気に入っているのが、顧客情報の管理システムと点検表ですね。あれを見れば顧客の“今”と“過去”の情報をどれ位把握しているかが分かるし、こちらとしては非常に安心できます。まさにお医者さんのカルテのようなもので、保全日誌もプレスオーナー以上に詳しく書いてくれている、まさにお抱えのホームドクター的な存在です。

過去、実際に起きたクラッチブレーキの不具合の際には、『あの機械』と言っただけで、話がすぐに通じたんです。その後のフットワークも非常に早く、突発の工事だったにもかかわらず、生産中のラインをほんのわずかの間止めるだけでちゃんと直してくれました。あの時のエピソードは今でもよく覚えています。最初から修理を見越した点検だというのが良くわかります。

その後も色々と無茶なお願いにきちんと応えて頂いて、非常に感謝しています。当社の自動化の先駆けとなった多関節ロボットの納入時もお世話をして頂いて、納入から4年以上ノートラブルで稼働しています。ほかのプレス設備も面倒を見て頂いているものは全て順調に稼働していますよ。

お客様と共に創るソリューション(しのはらプレスサービス 船橋営業所 所長 新妻)

ヤマナカゴーキン様とのこれまでのお取引を通じて、私が思うことはソリューションとは一方的にご提供するものではなく、お客様と一緒に育てていくものであるということです。

当社が目指すのは『単なる修理にとどまらず、顧客の潜在的なニーズを汲み取り、総合的なソリューションを提供する』ことにありますので、何よりもお客様が当社のことを信頼して頂くことが絶対に欠かせない条件となります。

そういう意味ではヤマナカゴーキン様との関係は理想的と言えるのでしょう。
難易度の高い仕事を通して、お客様の設備、作業環境、そして企業体質が少しずつ良い方向に変化していくのを共に見つめられることが何よりも嬉しいことです。

中国工場においても、ベストパートナー企業です。(山中合金(寧波)有限公司 総経理 孫暁輝 様)

当社は金型メーカーとしても、鍛造品メーカーとしても一流の品質を常に追い求める企業であると自負しております。そしてそれを可能にしているのは従業員全ての若さと学ぶ姿勢です。
この中国工場では若い従業員が数多く務めており、彼らの仕事を学ぶ姿勢は日本人に負けず劣らず、非常に貪欲です。 しかし、単に“労働力”として彼らを見ていたのではそれは適いません。しのはらプレスサービスの“既存設備の自動化ソリューション”がなければ今の彼らの姿はなかったでしょう。

既存の設備を非常に高精度な状態に蘇らせ、誰もが扱いやすいトランスファ装置を開発し、現地での据え付けから試運転に至るまで完全にサポートをして頂き、さらには当社社員とのコミュニケーションまで図れるしのはらプレスサービスの姿勢にもとても多くのことを学ばせてもらっています。
現在、この中国工場の自動化率は80%を超えており、さらに新規のトランスファ導入が決定しております。この数値は業界No.1であると同時に、当社の製品品質と生産能力、そしてなによりも従業員の笑顔を支えている柱でもあります。

中国の従業員代表として、しのはらプレスサービスさんに感謝をすると共に、今後も新しい可能性に共に挑戦し続けるパートナーでいることを期待しています。

これまでのお取引実績(抜粋)


工事年月 プレスの規模 実施内容
2002年9月 12000kN 電気制御装置改修工事(東京工場)
2003年12月 12000kN 本体改造工事(メーンギア新規製作品交換)(東京工場)
2005年5月 12000kN 安全対策工事(安全ガード改造)(東京工場)
2008年9月 6300kN 本体リビルト(フルオーバーホール+電装品改修)
2008年11月 6300kN リビルト機 中国工場移設
2009年8月 6300kN サーボトランスファフィーダ及び、材料供給装置 取付け(中国工場)
2009年8月 8000kN 本体リビルト(フルオーバーホール+電装品改修)
2009年10月 8000kN リビルト機 中国工場移設
2009年10月 6300kN サーボトランスファフィーダ据付け/シャッターガード取付け(中国工場)
2009年11月 12000kN 自動化ソリューション(ハンドリングロボット取り付け)(東京工場)
2011年7月 6300kN サーボトランスファフィーダ取付け(中国工場)
2013年6月 6300kN 3次元トランスファフィーダ納入(中国工場)

お客様インフォメーション


会社名 ヤマナカゴーキン株式会社
所在地
(国内)

〒578-0901大阪府東大阪市加納4丁目4番24号(本社)
TEL(072)962-0676 FAX(072)960-2545

〒285-0802千葉県佐倉市大作2丁目11番2号(東京工場)
TEL:043-498-3492 FAX:043-481-5100

〒739-2303広島県東広島市福富町久芳2325番地の1(広島工場)
TEL:082-435-2231 FAX:082-430-1001

海外拠点

山中合金(寧波)有限公司(中国 鍛造工場)
山中模具(寧波)有限公司(中国 金型工場)
OEI YAMANAKA CO., LTD.(タイ工場)
Yamanaka FormTeQ PTE.,LTD.(シンガポール 現地法人)
上海山中合金有限公司(中国 上海現地法人)

業種・
製品内容

自動車・ベアリング・鍛造・伸銅・弱電
建築・鍛圧機械メーカー

取扱品目

精密冷間鍛造金型、温・熱間鍛造金型
粉末焼結金型、複合成型金型
数値解析シミュレーションソフト

ホームページ http://www.yamanaka-eng.co.jp/
サーボトランスファー海外メンテナンスサービス

しのはらプレスサービス株式会社 本社/工場 〒273-0016 千葉県船橋市潮見町34-2 TEL.047-433-7761(代) FAX.047-433-7706

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