ナレッジと人

ナレッジと人

ナレッジと人

人の成長が、
すべての価値向上に
つながっていく。

代表取締役社長 篠原正幸

人=人財という考え方

当社が目指すのは、「知識集約型産業」というビジネスモデルの完成であり、「仕事を通じて自らの満足度を高め、自らを尊敬できる人間に成長する」という立社の精神(企業理念)の実現です。その根幹にあるのは、「人=財産」という考えであり、仕事を通じて、社員が各自の価値を向上し、“自らを尊敬できる人間に成長”させることで、お客様にとってベストな行動を取り、ご満足いただける有意義なエンジニアリングサービスを提供することにつながっていくという考えです。

ナレッジの本質

ナレッジの本質

「知識集約型産業」の核となるのが、「ナレッジ」です。技能者は、自ら「技」を持ち、それを駆使することで目的を達成しますが、技術者は、自ら技能を持たずとも、目的を理解した上で、必要な手立てを揃えれば、達成することができます。つまり、技術者が使える「ツール」「技術」を社内に用意し、手順やマニュアルを揃えるなら、可能になる。「技能」を誰でも使える「技術=ナレッジ」にすれば、技術者にとっての「ツール」となるわけです。それはマニュアルであったり、道具であったり、自社開発製品であったり、そういう誰もが使え、共有できるもので、それこそが、当社における「ナレッジ」の本質です。その意味では、知識や技能という各自が持っているものを集約し、手順やマニュアル、製品という具体的なかたちあるものに変えることは、「DX(Digital Transformation):“デジタル”という形のないものを“トランスフォーメーション=形のあるもの”にすること」ともいえます。

共有するための、フラットな環境づくり

各自が持つ技能をオープンにし、会社の共通技術として誰もが使えるものにするには、みんなが平等に分け与えられる環境が必要です。もし成果主義による競争環境なら、成果や評価を得るための武器となる技能はわざわざオープンにしないでしょう。つまり、安心して技能を共有できるように、給与体系や教育、社内意識も含めて、みんながフラットな状態で働ける環境にすることが重要なのです。この安心できる環境があって初めて、技能のオープン化は可能になります。さらに進んで、当社の企業姿勢に共感・賛同する企業が現れれば、そこにパートナーシップが生まれます。当社の「知識集約型産業」という考え方を共有できる部品メーカーやプレスメーカーといった企業とパートナーシップを組めば、お客様にとってのメリットはさらに大きいものとなります。そうしたハブ的存在として大きく手を広げていくには、やはりそこに圧倒的なナレッジ、情報を持っていることが鍵となります。

共有するための、フラットな環境づくり

新しい人が担う、変化と成長

会社は、変化しなければ成長できません。変化=成長なのです。多くの経営者がそう考えても、現実には難しい。では、なぜ当社には可能かといえば、変化を担う人=人財が常にいるからです。当社では、新しく入ってきた人に、新しいことを任せます。新しい人とは“未来の人”であり、次のしのはらプレスサービスを担う人財です。彼らは経験がないので限界を知らず、可能性に満ちています。彼らが担う“新しいこと”とは、未来のしのはらプレスサービスにとって必要なことであり、それは時間がかかっても、失敗してもいい、何より新しい人が新しいことにトライすることに意味があり、それが彼らの経験となり、糧となる。さらに次の新しい人が入って来たら、彼らがまた、新しいことを担う。この循環会社を動かす力となっているのです。でもそれは、常に新しいことに取り組む新しい人財が社内にいるからできることであり、新しい人が入ってこなければ、その循環は成立しません。当社が新卒採用に重きを置き、継続してきたのは、そのためであり、進化の原動力は、そこに起因しています。

産学連携の推進

COLUMN

産学連携の推進

当社は、企業間連携にとどまらず、大学などの教育機関との産学連携にも積極的に取り組んでおり、当社の経営手法や教育制度に関心が高い大学などに特別講義や会社見学会を開催しています。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應義塾大学ビジネス・スクール)における講義やケースメソッドの教材提供、会社見学を通じての勉強会の開催、千葉工業大学における職業社会論の講義、バスツアーによる会社見学会、また、武蔵大学においては、企業研究ゼミの対象企業に選定され、企業研究の協力なども行っています。

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「ナレッジ」の根幹は、「人」

社員一人一人の満足度を高めて、自分自身を尊敬できる人間に成長する」という当社の理念は、社内向けに表現されたものですが、社員一人ひとり小さな成功体験を積み重ね、満足すれば、お客様への良質なサービス提供に結びつく、という循環論的なものの捉え方に根ざしています。私たちが目指す理想と理念を具体的に目に見えるかたちにしていくには、社員がそこに参画し、みんなで達成に向けた努力を続けながら、自分たちこそが会社を築き上げてきたと実感できなければなりません。「人」と「ナレッジ」は分かち難く結びついており、「ナレッジ」の根幹は「人」であり、人間を創ること、その成長が企業の進化に紐づき、ひいては、お客様への価値提供や満足度向上につながっていく。そういう循環的な成長サイクルの中にこそ、私たちが追い求める理念と理想がかたちあるものとして立ち現れると、そう考え、常に新しい挑戦を続けています。

「ナレッジ」の根幹は、「人」
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憩いのラウンジ~LUANA(ルアーナ)

COLUMN

憩いのラウンジ~LUANA(ルアナ)

2022年7月に竣工した当社のラウンジ「LUANA」は、社員の応募作品から採用したネーミングで、“満足・リラックス・みんなで楽しむ”という意味を持つハワイ語です。葛西潔建築設計事務所による設計で、ラウンジに通じるアプローチを抜けると、観葉植物の緑とダウンライトの柔らかい光に包まれたウォールナット調の温もりある空間に、円形テーブルや三角テーブル、カウンターテーブル、ソファ席などがゆったりとレイアウトされ、社内施設とは思えないホテルライクな雰囲気に包まれています。前方にはプロジェクター3基を備えた大型スクリーンに、2つの会議スペースも備えており、お客様との打ち合わせや会議、セミナー、研修、会社説明会などに利用されています。社員にとっては、ランチタイムや休憩時間にゆったり寛げるリフレッシュ空間であり、気分を変えて仕事に取り組む第二のワークスペースとしても利用されています。「LUANA」という名に相応しい心身をリセットするための憩いの場として、ここには贅沢な時間が流れています。

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