湿式多板タイプ 油圧クラッチブレーキ

湿式多板タイプ

油圧クラッチブレーキ
湿式多板タイプ 加工パック

メンテナンス・フリー
クラッチブレーキ

油圧クラッチブレーキSHC シリーズは、湿式多板タイプの油圧駆動式コンビネーション型クラッチブレーキです。各種メカニカルプレス、プレスブレーキ、シャーリング、その他の機械駆動装置用として、起動/ 停止の断続運転を行います。

メンテナンス・フリーのクラッチブレーキ

しのはらの油圧クラッチブレーキ
-4つのメリット

1.

ストローク数UP

油圧クラッチブレーキは、駆動源として 油圧6Mpa(エアー圧の12 倍)を使用します。その結果、ライニング直径が小さくなることで、クラッチブレーキをコンパクト化。これにより、高速回転と軽快な動作が可能となります。

ストローク数UP

2.

メンテナンス性向上

乾式のクラッチブレーキは定期的なライニング交換が必要となりますが、油圧クラッチブレーキは油中でライニングプレートとディスクプレートが作用することにより、油膜効果で耐摩擦・摩耗性が高くなるため、定期的なライニング交換の必要がありません。

メンテナンス性向上

3.

停止性能向上

冷却油効果により、ライニング温度を一定に保つため、急停止時間のバラツキが極めて少なくなります。これにより、高頻度のON/OFF運転を実現、油は非圧縮性のため、瞬時に応答します。その結果、停止性能が向上し、安全距離を短縮することが可能になります。

停止性能向上

4.

環境改善

クラッチブレーキは油中で動作するため、ライニングダスト、排気ダストはなく、作動音は静かです。また、油圧電磁弁のため、排気音も静かです。

環境改善

油圧クラッチブレーキ動作線図

バルブユニットでの油量調整とスプリング式ダンパーをクラッチブレーキ内に搭載することにより、なめらかなクラッチ&ブレーキ&動作を実現します。

油圧クラッチブレーキ動作線図

SHC油圧クラッチブレーキ動作線図

ストローク量推移想定

負荷・無負荷を含む各種テストの際の実測ストローク量を表したグラフです。テスト中のストローク増加量は年間0.02mm。油圧クラッチブレーキのボディサイズが比較的小さく軽量で、かつ油中での動作のため、ライニングが長寿命となります。

ストローク量推移想定

ストローク量推移

工事実績

【事例01】オーダーメイドプレス DA-200D

油圧クラッチブレーキの改造により、粉塵や環境音を改善、湿式により、メンテナンスフリーを実現。

Before After

【事例02】ストレートサイド3500kN プレス

乾式クラッチブレーキから油圧クラッチブレーキへ改造。
SPM 24spm→30spm への向上を実現。

Before After
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